土壌蓄熱式暖房システムのサーマ・スラブの特徴 |
サーマ・スラブでは、地下の蓄熱層で蓄えられた熱を徐々に床面を通して部屋全体に放出します。
24時間一定の温度で熱を放出し続けて、調度品も含め、壁、天井などを適度な温度(22℃程度)に維持することで、人間にとって寒くない快適な環境を提供します。
また、サーマ・スラブは、土壌+ヒータ線+コントローラー
(深夜の時間帯にのみONするようにセット)から構成され、非常に単純なシステムです。メンテナンスのことを心配する必要はございません。
「全室暖房」をこんなにメンテナンスの心配なしに安価に提供できる
暖房システムは「サーマ・スラブ」だけです。
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土壌蓄熱式暖房システム サーマ・スラブ |
地中での熱移動のしくみを上手に利用 土壌蓄熱のメカニズム |
サーマ・スラブTMのヒーターパネルにより地中に与えられた熱は、地中側と地表側(床面側)の双方に広がります。
しかし、地中側に進む熱は、深度2m程度でもともと地球の持つ地熱温度(15〜18℃)とほぼ等しくなり、それ以上はほとんど進まずに地表面近くに熱溜りとしてとどまります。
そして、ためられた熱は温度差の大きい地表側から室内に向かって放射され続けます。
(*熱は温度勾配の大きな方=温度差の大きな方へと移動します) |
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この熱を輻射熱と言いゆっくりと上昇した熱が土壌床下コンクリートから放出されます
床下コンクリートの温度は約35度くらいになっています。
室内温度は平均22℃〜23℃に維持する事が出来ます。もちろんコントローラーで温度を制御する事も可能ですよ。 |
土壌蓄熱式暖房システム サーマ・スラブ |
このように、自然物理の働きによって地中に蓄熱層が形成されることに、今まで誰も気がつきませんでした。この発見が、
サーマエンジニアリング株式会社様の特許です。
(特許番号3049536号)
誰でも簡単にコストゼロで建物の地下部分に巨大な蓄熱層が持てるのです。別の言い方をすれば「暖かい土地の上に家が立つ」ことになります。
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自然なエネルギーの有効活用なのです。
土壌のエネルギーを利用し約40%以上の電力削減が可能になったと言う事です。 |
土壌蓄熱式暖房システム サーマ・スラブ |
こうして、サーマ・スラブTMは、冬の間の地面をあたたかく保つことが可能になり、家中の大気をさわやかなぬくもりで満たします。
寒さ・暑さを感じるしくみの解明が、サーマ・スラブTMの「さわやかなぬくもり」を生みました。
サーマ・スラブTMは、建物の地下部分にヒーターパネルを埋設し、夜間電力を利用して地中に熱を伝えます。すると地中の熱が大きな蓄熱層を形成し、床面を通して24時間の放射(輻射)を続けます。
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この放射熱により室内の壁、天井、テーブルなどの固体表面温度が維持されて人体にとって快適な環境を創り出します。ここで重要なことは、「人体を温めるのではなく、周囲を温める」ということです。 |
土壌蓄熱式暖房システム サーマ・スラブ |